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国家狂乱篇24

   大正時代に北海道炭鉱汽船社長をつとめた磯村豊太郎も、団琢磨と組んだ日本工業倶楽部創立委員の一人だが、彼の肩書を見れば、北海道に何が起こったか、およそ想像がつく。彼は、福沢諭吉と同じ大分県中津の出身で、夕張炭鉱大惨事のあと、三井物産から抜擢されて北海道炭鉱汽船に入った。そして、夕張鉄道社長・日本製鋼所会長・輪西鉱山社長・室蘭電灯相談役、そのほか輪西製鉄・北海道製鉄・北海道人造石油・洞爺水田組合・天塩鉄道・北海道開発・・・の経営に参画したとある。これは北海道における事業だけの肩書である。

  それにつけ、黒田清隆を先頭にした薩摩の鹿児島県大集団は言うまでもなく、福沢諭吉と磯村豊太郎が大分県、大隈重信が佐賀県、日露ポーツマス条約を締結して樺太分割をおこなった外務大臣・小村寿太郎が宮崎県、団琢磨と金子堅太郎が福岡県・・・・・・実に多くの人間が九州から出て、北海道を動かしたものである。

   この北海道開拓物語では、膨大な数の名もなき民衆・農民・漁民は登場していない。その人たちこそ、まことの北海道開拓者であった。ほとんど痕跡もないほど消されたアイヌ集落と、極寒の地で鉄の足かせをはめられ、死ぬために働かされた囚人達の最後を知って、胸が痛まない人間はいまい。北海道をただ荒らし回って逃げ去った人間達と違って、この開拓史を胸の奥深くに理解し、住み着いて原野を開拓した小作人たちこそ、花咲き乱れる夢の地を育てた、現在の北海道民の姿である。

   北海道の実業の柱となった「石炭」を運ぶ鉄道と、その「鉄道」の線路を生み出す「鉄鋼」と、その溶鉱炉を動かす石炭は、互いに相手の冨を生み、相手に助けられる三角同盟の性格を持っていた。これが、モルガン財閥、ロスチャイルド財閥、クルップ財閥を筆頭に、全ての大国において巨大財閥の中核を成してきた。
「持丸長者国家狂乱篇」P128-130


    これから鉄道へと話を進めてゆく。私の幼き頃「国鉄」
  とよばれていたのが今のJRである。そのことをこと
  を存じない方若い方がももしかいたらおられるかもしれない。

    私の祖父は国鉄の駅長であったからよく鉄道学校へ
  入れといわれたものである。国鉄の民営化をおこなった
  のは中曽根総理大臣だった。




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昭和が終わって二十年、そろそろあの六十数年を最初から最後まで総括し新しい時代に向けて一歩をふみだす時に来ています。

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