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国家狂乱篇 10

   化学という言葉から、自然に反する食品添加物や、ダイオキシンのような危険物質だけを連想して拒否反応するのは早計である。農薬やダイオキシンの危険性を教えるのが化学である。古代から人類という生き物が用いてきた火を燃やす酸化反応から、製鉄に使われる還元反応まで、あるいは酒と醤油と味噌の醸造、染め物、自然食品もみな原理は化学にある。しかしそれを科学的に解釈した技術の一番槍となって、まだ駆け出しの化学工業を生み出した産業界の大きな戦場が、写真と新聞と洋紙技術だったのである。

「持丸長者国家狂乱篇」P37


 


  アメリカ・ヨーロッパから入ってきた近代的な技術を用いて、最後に戦争に突入していったのが日本である。しかし、その技術は、ほとんどの人が想像するように、明治時代の後半、あるいは昭和に入ってから突然日本に育ったものではなかった。近代化学工業の土台は江戸時代からはじまっており、佐賀の藩鍋氏や薩摩の島津氏も幕末には既に反射炉を使った西洋式の鋳造で大砲等を製造している。製鉄で使われる高炉がいまの岩手県釜石市にできたのも既に南部藩が土台を築いていた。

国家の米といわれた製鉄史については、機会があれば又別途書きたいと思います。
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昭和が終わって二十年、そろそろあの六十数年を最初から最後まで総括し新しい時代に向けて一歩をふみだす時に来ています。

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