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通貨体制の考察

 現在未曾有の不況といわれており、今後回復の目処がありません。
かつて第一次大戦後にも日本に不況、いや大不況がありました。
これは戦争特需が消え、造船鉄鋼海運等の産業が打撃を受け、さらに
関東大震災、1929年のブラックマンデーが追い打ちをかけました。
米屋の襲撃、金子商店の焼き討ちなど社会が過激な方向へ向かっていました。
(やがてそれは三井財閥に向かう)

この時、世界の中央銀行は金本位制をとっており、金保有量によって
通貨発行量がきまるもので(兌換制)、ドイツが何故ハイパーインフレ
になったかといえば、国内の金に通貨をあわせるため切り下げをおこなった
ことで金本位に復帰したことに起因します。
当時殆どのヨーロッパの国は戦争で多額の通貨を
発行しておりどの国も切り下げによって金本位に復帰しておりました。

日本は井上準之助が切り下げ無き金本位復帰を目標にしたため、
通貨の発行量を減らす政策に出で、予算は毎年緊縮されてゆき
それがデフレをよび大不況がさらに悪化するという悪循環に陥って
おりました。

では現在はどうでしょうか?金本位制はありませんし、ブレトンウッズ体制も
停止しておりますから基本的には大戦前のようなことは起こりにくいような
気がします。いわゆる需給のギャップと購買力のギャップによるものです。

ではいまの体制はなんと言ったらよいか?ドル本位制などという人もいますが、
私が考えるに、国際貿易決済本位制とでも言っておこうかとおもいます。
何故ドル本位か?決済手段がドルだからであり、これは海洋貿易国家が
世界各国との貿易の決済手段が必要であり、それを基準にした通貨体制
(すなわちドル)という事になります。

これは外為業務(FXでは有りませんよ....貿易です念のため)をやった人間であれば
理解できるのですが、貿易代金の決済制度には国際ルールがあり
各国それに基づいて行っています。でなければ信用状や手形が金融機関から
出ません。

というわけで、もしこの決済制度が変わる時が来たらそれは大不況
がくるときです。娘を売って金をもらう時代が再来するかもしれません。
来てほしくないですが.....。
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昭和が終わって二十年、そろそろあの六十数年を最初から最後まで総括し新しい時代に向けて一歩をふみだす時に来ています。

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